MAT、VATの案内
以下に、MATとVATを詳しく案内させていただきます。
▼MAT(Medical Assistance Team)
災害地域内の病院、診療所等においては、被災傷病者の救命救急医療
が優先的に行われるいっぽう、近隣の避難所に対する救護、巡回活動
が要請される場合もあります。
また、災害地域外においては、医療ボランティアの派遣、救急搬送患
者の受け入れ、医療物資、食料、水等の補給など、はばひろい後方支
援活動が要求されます。
MATは、まず、災害発生時においては、地域の緊急医療体制を核とし
た災害地域内医療機関の緊急医療活動を遂行するのに必要な情報支援
活動や医療支援活動を行います。
つぎに、第一次の救急医療活動に続く第二次医療活動としては、環境
の変化にともなうアトピー、アレルギー症状の悪化、慢性化に対する
治療ケア、また、災害地域内から疎開先に移動する患者の治療の引き
継ぎなどが問題になってきます。
ここにおいても、MATは情報ネットを生かして、診療データの受渡し、
治療の引き継ぎなどを行っていきます。
これらの活動により、精神的なケアも含めた、被災者患者の復帰を支
援していきます。
MATの活動は、あくまでも、各医療専門者の日常の医療活動の延長に
おける任意の活動を前提とします。MATは、医療専門者から構成され
ます。
▼VAT(Voluntary Assistance Team)
上記のMATの医療活動を、さらに周辺、後方で支援するためのボラン
ティアチームです。
災害発生時には、いちはやく情報収集をおこない、インターネット、
パソコン通信、電話、FAXなどを利用した緊急災害地情報を発信して
いきます。災害地域内または近くに居住するVATを中心に、バイク、
自転車、徒歩によるリアルタイムな現地情報を集めるだけでなく、場
合によっては、近隣MATの緊急医療活動を支援するため、情報提供、
物資運搬等も行います。
この中には、アトピー情報ネットに参加している民間企業からの任意
による支援物資の搬送も含まれます。
災害地域外においては、情報ボランティアとしての役割も期待されま
す。また、地域内において、連絡が途絶した場合には、インターネッ
トによる情報中継基地としての役割も担います。
VATの活動は、MATと同様、あくまでも個人の任意によるボランティ
アであることを前提とします。VATは、年令、職業を問いません。た
だし、通信のできる方を希望します。
★MATまたはVATとして登録希望の方は、お名前、年令、性別、住所、
E-mail、TEL、FAX、ご職業を明記の上、MAT、VATいずれか活動
されたい内容の他に、ボランティア経験の有無、資格・特技などもあ
ればいっしょに記し、mitani@po.iijnet.or.jpまでメールを送信いた
だくか、下の入力フォームをご利用ください。
折り返し、返事をさせていただきます。お問い合わせもどうぞ。
こちらの入力フォームからも、手続きできます。
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