あまりに楽しい英国の旅だったので、帰国後、NIFTY のフォーラムに旅行記をアップしました。今回、少々手直しをして、こちらにもアップしました。
当時、私は仕事の関係で岡山に住んでいました。(今は徳島です。)


JUNの英國一人旅

前書き岡山出発1日目2日目3日目4日目5日目の15日目の25日目の36日目の16日目の27日目後日談


前書き

 私の英國への一人旅はばたばたと始まりました。
 一人で旅行することは珍しくありませんが、
 パスポートを取ったのは初めてのこと、
 もちろん英國は初めて・・・

 英語は中学で落ちこぼれ・・・

 不安はいっぱいでした。

 では、岡山出発から書き始める事にしましょう。
 しばらくおつきあいくださいませね。

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岡山出発

 7月15日金曜日

 

 お昼で仕事を終え・・・少し延びてしまった・・・
 最終の荷造り。

 17時9分発ののぞみに乗るために、16時半にうちを出る。
 なーーーーにか、忘れ物をしているような気がしてならないが・・・
 うちの前でタクシーを・・・
 ・・・・・・・・・・つかまらない・・・・・・・・・・・・・・・

 やっと捕まったのは16時40分。
 いつもなら直ぐに捕まえられるのにー

 ラッシュだからと裏道にはいる。
 と、狭い道で、車で道を塞いで喧嘩をしている御仁が居る。
 後ろからも車が来て、行きも帰りもできなくなった。

 結果・・・
 岡山駅に着いたのは、17時10分であった。(T^T)
 乗り遅れたのである。

 次のひかりに乗って東京まで行くが、成田行きの列車はもう無い。
 千葉まで行って、タクシーでホテルへ。
 (この行き方は、JRの方が懇切丁寧に教えてくださいました。)

 へとへとになってホテルに着いて名前を告げると
 「ご予約ですか?」とぶっきらぼうなフロントのおにーちゃん。
 「クーポン券かなにかお持ちで?」
 怒りながら、ツアーの手帳(ちゃんと前泊手配と印刷されている)を見せると態度が変わった。
 「申し訳ありません。ご予約のお部屋はご用意できませんが、料金はそのままで、ダブルにお泊まりください。」という。
 いきなり、ダブルブッキングですかぁ?
 ひかりの中から連絡してあったのにーーー

 怒りまくっていたが、お部屋についてベットに横になったとたん機嫌が直った。
 お部屋は広くて、ベットも広くて、大の字になって休みました。

 でも、成田全日空ホテルのフロント君、もう少し愛想良くできないのかしら?
 とーーーーーーっても、感じが悪ーい。

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1日目

 7月16日(土)

 ANAハローツアーでのロンドン旅行
 11時35分発のNH201にてロンドンへ出発。

 飛行機の中で一眠り・・・
 と思っていたのだが、眠れなかった。
 映画を2本とも見てしまった。

 15時55分、ロンドン着。
 機内持ち込みだけの荷物でいったので、さっさとロビーへ出て初電話に挑戦!
 できた!!!
 私の日本への第一声は「もしもし」でも「着いたよ」でもなく
 「できたーーー!」でした。

 まだ、ツアーメンバーは集まらない。

 初お買い物に挑戦。
 ・・・売店でお茶を買っただけですけどね。・・・

 小銭もできたし、自信もできた。

 熱いお茶をすすっていると、ようようツアーメンバーが集まり、バスへと案内される。

 ここでトラブル発生!
 ツアーメンバーの夫婦のスーツケースが行方不明。
 しばらくバスで待たされるが、結局荷物を残したままホテルへ出発。

 (あの荷物、出てきたのだろうか・・・?)

 バスの中で、係員さんが2列前の夫婦にいきなり説明を始めた。
 聞き耳を立てていると、
 このご夫婦は今夜の宝塚公演を見る予定で、
 それならホテルに着き次第、急いで劇場に向かわなければ行けない
 ということらしい。

 今夜の公演なら、私も観たい!

 係員さんにその旨を告げると、ご夫婦に紹介してくれ、
 3人で急いでくれということになった。

 その後、もう一グループ同様の申し出をしていた。

 教訓、到着の日には予定を入れてはいけない。

 何とか間に合って、観劇。

 公演自体は大劇場の公演の方ができがいいと思ったが、
 客席の素直(?)な反応にびっくり。
 日本であるような、‘登場シーンの拍手’は無く、
 自分が認めた場合のみ盛大に拍手をする。
 それはそれは嬉しそうに・・・である。

 右の席の方と左の席の方が拍手をする場面がまるで違って、おもしろかった。
 (何を楽しんだのだろう・・・?)

 お芝居のクライマックスとラインダンスは、客席がすごい騒ぎでした。
 日本の観客もこんなだと、観劇がもっと楽しくなるのになぁ
 と思いました。

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2日目

 宿泊は、Aldwych の THE WALDORF LONDON
 劇場街のはずれにある静かでこじんまりしたムードの
 大きなホテル。

 私のお部屋は、ベージュに赤と紫の柄。
 蔓草と木の実のデザインに統一されていて、
 小さな不思議な絵がたくさん掛けられていました。
 小さな紅い一人用のソファーがあって、
 ここに、クッションを抱いて座って、ぽけーっとするのは気持ちがよかった・・・

 7月17日(日)

 

 日曜日は、英國はお休みデー

 コベントガーデン→ウォーキングツアーと予定したのだが・・・
 予定で終わってしまった。

 コベントガーデンで
 大道芸人さん達を観たり、お店を冷やかしたり、
 お買い物をしたり・・・

 と一人でぶらぶらしていると、

 軟派されてしまった。・・・おじさんに・・・
 なかなかのナイスガイで、
 コベントガーデンからレスタースクエアの辺りを案内してくれて
 お昼をごちそうしてくれて、
 「これから仕事だから。」と名刺をくれて「TELを・・・」
 と去っていった。

 アメリカ人だということで、ゆっくりと優しい英語で話してくれ、
 なかなか楽しい一日でした。

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3日目

 7月18日(月)

 今日はお買い物デー
 どうせ地下鉄で行くんだから、と
 リリック劇場へ寄っていくことにする。

 「FIVE GUYS NAMED MOE」のチケットを買うのだ。

 運良くSTALLを手に入れ、
 ピカデリーから地下鉄に乗りハロッズへ出かける。

 地下鉄に乗るのもドキドキ・・・
 ONE DAY TRAVELCARD を買って、いざ。

 お土産とハロッズマークの熊さんを買うのが目的。
 しかし、時はバーゲン!
 Sサイズならあう。
 一着試着して、サイズが心配ないとわかったとたん
 購買意欲が・・・・・何もかも安いんですものー・・・

 両手にいっぱいお買い物をしてハロッズを後に。

 時間はたっぷりあるし、迷子になっても良いから
 バスに乗って帰ろうかなぁとバス停を探していると
 袋が少し破れているのに気が付いた。

 破れてしまっては収拾がつかない・・・

 仕方がないのでタクシーで帰ることにする。

 一人で乗れるだろうか・・・

 手を挙げるとタクシーが止まった(あたりまえか)
 「ウォルドルフホテル」と言うが通じない
 ホテルのパンフレットを見せるとにっこりしてくれた。

 無事ホテルに帰り着いて、一息ついて、空腹に気づく。

 ホテルのティールームでアフタヌーンティーとしゃれこむが
\(*^o^*)/\(*^o^*)/\(*^o^*)/おいしい!\(*^o^*)/\(*^o^*)/\(*^o^*)/
 紅茶もおいしいし、スコーンも、パイもおいしかった。
 (おまけだが、ボーイさんも格好良かった。)

 しかし、お腹がはちきれんばかりに一杯になってしまいました。

 ぽんぽこのお腹を抱えて、
 今度はコベントガーデンから地下鉄に乗ってピカデリーへ
 「5 GUYS NAMED MOE」を観に出かける。

 これは、大騒ぎでした。
 楽しかったー!くたびれたー!
 客席巻き込みなので、大騒ぎさせられて(乗せられて)、
 \(*^o^*)/\(*^o^*)/たのしかったーーーー!!!\(*^o^*)/\(*^o^*)/

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4日目

 7月19日(火)

 

 3日間、興奮しすぎたのか、寝不足が続いていたのは確かだが・・・
 朝から頭がくらくらしてしまった・・・

 でも、今日は、昨日ロンドン入りした友人と郊外ツアーの予定。
 7時50分に彼女らの泊まるストランドホテルのロビーで待ち合わせ。

 くらくらしながら行きはしたが、
 一日バスに乗ってまわるのはきついなぁ・・・と思っていた。

 そんな私の気持ちを知ってか知らずか、
 待てども待てどもバスが来ない。
 8時にピックアップに来ると言うことだったのだが、
 8時20分になってもいっこうにその気配がない。

 これは・・・・・

 忘れられてしまったのね。
 と言うことで、私にはラッキーにもこの日の予定は中止になりました。

 彼女らは自力でグリニッジへ行って、
 テームズ川の川下りでもしようかと言いはじめたので、
 「私はホテルで寝たい」と告げてお部屋に帰り、ベットに横になってみる。

 とりあえず起きているよりは楽なのだが、くらくら感は治らない。

 一日つぶして、ホテルで寝ることにした。

 お部屋の掃除も断って(たどたどしい英語で)。

 でも、夜になっても気分は治らない。

 一日中、眠いんだけど眠れない状態が続いていた。

 でも、今夜は「ミス サイゴン」のチケットをとってある。
 頑張って観に行くが、観劇の間中、睡魔との戦いであった。

 しっとりとしたシーンは特にきつかった・・・

 夜、これはもしかして時差ボケでは?とやっと気が付く(おそい!)

 お薬をひとつ飲んで、無理矢理眠ることにする。

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5日目の1

 7月20日(水)そのいち

 目覚めは爽やか。

 昨日の不調はどこへやら、
 やっぱり、寝不足&時差ボケだったのね。

 私は、しーーーーっかり時差ボケする人だったわけだ。

 早々に朝食を取って・・・
 と、ホテルのティールームへ。
 7時を少しすぎたばかりなのに、もう人がけっこういた。
 中には宝塚の生徒さん達も・・・
 ファンとしてはおいしい・・・でも、ちょっと緊張する。

 朝食はイングリッシュブレックファーストのバイキング。
 なかなかおいしい。
 毎日食べてもちっともあきない。

 朝食を済ませて、出かける支度も整えて、
 それでもまだ8時。

 今日の予定は、午後の宝塚観劇だけ。
 とはいえ、マチネーとソワレで2回続けて観るのだけれど。

 ・・・しばし考えて、・・・

 バッキンガム宮殿に行くことにした。

 カメラを持って、
 飛行機の中で出された‘おつまみ’を持って、

 いざ出発。

 地図で見ると、St.JAMES'S PARK が一番近そう。
 駅を降りると、ごちゃごちゃしたところに出た。
 どっちに行けばよいのか、全然わからない。

 ま、こっちかな、と、歩いてみる。

 と、公園に出た!

 St James's Park だー!

 公演をぽてぽて歩く。

 バッキンガム宮殿の前に出る。

 まだ、人は少ない。
 …ここで、衛兵交代があるのね…
 なーんて思いつつ、またとことこ歩く。

 公園には、いろいろな鳥がいっぱい居て・・・
 木の上にはリスも居て・・・

 のどかーーーーーー

 もしかして・・・と思い、持ってきた‘おつまみ’を出す。
 鞄をごそごそさせただけで、栗鼠が木から降りてくる。
 ちろっとみつめて・・・
 手からそっとピーナッツを取っていく。

 か・・・・かわいい・・・・・(*^^*)

 眺めていると、もう一匹やってきた。
 この子はてててーーーーっと走ってきて、
 私の手からナッツを奪っていった。

 そのままぽてぽて歩き進むと
 ・・・・・公園から出てしまった。

 セントジェームズ宮殿の横を通って行くと
 なんだかよくわからないが、街である。

 しばし歩いて・・・

 少々空腹、なにか軽い物を食べたいな。
 喫茶店らしき店を見つけて入った。
 コーヒーとトーストを頼んで・・・
 運ばれてくるまではちゃんと注文が通じているか
 とっても不安だった。
 でもちゃんと出てきて、ほっ・・・
 ミネラルウォーターも頼んで、
 お腹いっぱい、満腹・・・

 

 再び公園に戻りましょうか。
 でも、まだ10時。

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5日目の2

 7月20日(水)そのに

 再び StJames's Park に戻る。

 リス達が追いかけっこをして遊び、
 鳥達が涼んでいるのを眺めて楽しんでいると、
 一人のおじいちゃんが声をかけてきた。

 「日本人?」「はい」
 「仕事?」「いいえ、観光。」

 ・・・と話が始まって・・・

 おじさんの公園自慢を聞きながら
 一緒にお散歩。

 「日本人なら宝塚を知っているか?」
 「今日、観るの。」
 「先日観たが、非常に綺麗で楽しかった。宝塚はすばらしいね。」

 なーんて、会話もあって、つい、なついてしまった。

 ふいに
 「そろそろ行かなければ、良い場所がとれない。
  さあ、場所取りに行こう。」
 と、おじさん。

 時計を見ると、10時半。

 

 宮殿前にはもう、かなりの人が集まって柵の一列目は埋まっていた。

 おじさんお薦めの位置の2列目に陣取り待つことにする。

 衛兵交代が始まるまでの1時間、
 おじさんや周りの観光客さん達といろいろお話をした。
 おじさんは近くに住んでいるそうだが、
 他の人達は私と同じ観光客さんばかりのよう。

 ・・・言葉がよくわからなくても、身ぶり手振りお話しするのは
 結構たのしいなぁ・・・・・

 

 わいわいと待っていたので、1時間はすぐだった。

 衛兵さん達の儀式をこれまたわいわいとみて、
 もう少しで終わりかなぁ・・・
 と思ったとき、おじさんが「そろそろ移動しよう。」と言う。
 よくわからないが、とりあえずついていく。

 なんとなんと、

 衛兵さん達の帰り道へ案内してくれたのでした。

 今度は、一列目で、ばっちり行進を見ることができました。
 一人だったらきっと、最後まで宮殿にへばりついていたのでしょうね。

 おじさんのおかげでラッキー!!!

 でも、この移動の時に人混みから抜け出そうとして
 私はカメラを落っことしてしまったのでした。
 このときは別になんともないと思ったのだけれど
 この後の写真は全てパノラマになっていた・・・
 (現像に出してわかったことですけどね)

 衛兵さん達が去ってしまうと、おじさん
 「公園でお昼にしよう。」と
 「綺麗な風景を見ながらサンドイッチとお茶はどうか?」と
 そこそこお腹の空いていた私は、もちろん賛成した。

 おじさん、屋台で紅茶を買ってくれようとしたが
 屋台のお姉さんに「お代はいらない」と言われる。
 前日、お姉さんが困っていたのをおじさんが助けてあげたからだと言う。
 (このおじさん、毎日ここに来てるのね)

 適当なベンチに腰掛けて、
 おじさんのサンドイッチとバナナをぱくつく。
 おいしいわぁ・・・

 「ロンドンの街を案内しよう。」と言うおじさんに
 「2時半から宝塚を観るから・・・」
 と言うと、駅まで送ってくれた。切符も買ってくれて・・・

 「(衛兵の)写真は撮れたか?」と聞くおじさんに
 「あんまり撮れなかった。」と言うと
 (私はおちびだから、見るには見れたけど、宮殿内での衛兵さんは上手く撮れなかったのです。)
 「おじさんの撮った写真を送ってあげる。」
 と言うので、住所交換をして別れた。

 おじさんのおかげで楽しく見ることのできた衛兵交代でした。

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5日目の3

 7月20日(水)そのさん

 ホテルに帰ってひと休み・・・

 そろそろ1時・・・日本は・・・9時
 程良い時間、日本に電話しましょうか。
 と、ロビーに行くと
 おやおや、ジェンヌさん達のご出発時間のよう。

 しばし、ロビーに座って眺めておりました。

 

 お部屋に帰って、ひと休みして、
 仕度をし直して、COLISEUM に出かけます。
 前はタクシーで行ったけど
 今日は一人だし、時間もあるから
 地図を見ながらとことこ歩く。

 15分から20分と聞いていたのに、10分で着いちゃった。

 劇場のお隣で‘TAKARAZUKA グッズ’を売っている。
 Tシャツにマグカップ、その他小物はいいとして
 番傘までおいてあって、びっくりした。

 パソ通仲間に譲ってもらったチケットはC−10。

 舞台がちかーーーーい!

 大劇場と違って、銀橋がないから舞台が近いのだ。
 (いい子にしていないと、舞台から見えてしまう?)

 前2列は阪急のツアー(バッチを着けていた。)

 お隣は、私と同じ人からチケットを譲ってもらった人。
 直ぐに仲良くなれました。

 

 ちょっと見回すと、後ろの列に知った顔が!
 「えーーーー!来てたのーーーー!?」
 などなど、お互いびーーーーっくり!

 昼の部の後、3人で食事。
 劇場横のイタリア料理店で、ピザひとつとサラダをひとつ
 3人でつついて丁度よい量。
 デザートだけは3つ(3種類)頼んで3人でつつく。
 なかなか美味でありました。

 夜の部もC−10。

 こんどのお隣は、チケットの主。
 やっぱりすぐに仲良くなれちゃった。

 阪急のツアーの人達は‘日本’をそのまま持っている感じ。
 団体のツアーって、‘日本’から離れられないのですね。

 私も日本の友達と話したりして
 日本を引きずってる気がしてたけど
 団体のツアーほどではないわ。

 でも・・・集団で浮かれているから
 大きな声で騒いで、傍若無人と言う感じで
 同じ日本人としてちょっぴり恥ずかしかった・・・

 私も、、、日本での旅行より不作法になっていたかもしれないなぁ・・・

 宝塚のステージはやっぱりとっても綺麗で、
 ふわふわ、うきうきした幸せな気分でホテルに戻りました。

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6日目の1

 7月21日(木) そのいち

 今日は、一日市内観光の日。

 ツアーにくっついていたのだが、
 今日の申し込みは私だけと言うことで
 貸し切り状態!(ラッキーーー!)

 もう、明日は帰国だし、今のうちに別送の手続きをしたいと思い、
 9時出発ということなので8時40分にツアーデスクに行く。

 ・・・と、既にガイドさんが居る。

 あららんら・・・

 で、ガイドさん=マイクさんより今日のツアーの予定を聞く。

 「まずは、衛兵交代を見に・・・」「もう、見に行っちゃったーーー」
 「では、違うところへ行きましょう。
  大英博物館で時間をとっても良いし・・・」
 などなど説明を聞きながら、一緒に車を待っていたのだけれど・・・
 待てどくらせど車が来ない。 マイクさんはあせり出す。

 

 結局、10時出発となりました。

 私一人にガイドさんと運転手さん、
 そして車はベンツ・・・なんて贅沢・・・ウフフ

 車はCITYをぬけて
 まずはセントポール寺院へ
 くるくるっと見て、次はロンドン橋へ
 テムズ川の南岸からロンドン塔を眺めて
 こんどはタワーブリッジを渡ってロンドン塔へ
 中へは入らずに売店に行って、
 ビーフィーターと写真を撮って・・・

 ・・・テムズ川の北岸をドライブして、
 ウエストミンスター橋をわたってビッグベンを見る。

 WEST END へ戻って、昼食。
 レストランでのフィッシュ&チップス
 具だくさんのスープが出てきて、これがおいしくて
 マイクさんの「残しなさい」の言葉を後目に食べてしまった。
 ら・・・お魚は大きなフライが三切れもあって
 チップスを2つしか食べなかったのに食べきれなかった。
 (お家の近くなら、お持ち帰りするのに・・・)

 

 食事の後は大英博物館。
 売店から始まって、ロゼッタストーンへ・・・
 マイクは大学で考古学を専攻されていたとかで
 歴史や展示品の経緯なども解かり易く説明してくれました。
 アッシリア、エジプト、ローマと見て

 次はホテル・・・のはずだったのだが・・・

 衛兵交代をとばしているので時間がある。
 ということで、

 「私が一番綺麗だと思う庭を見に行こう。」とマイクが言い出した。

 行った先は、ケンジントンガーデン。
 いーーーーっぱい妖精が張り付いた木をみて、
 「広ーーーーい!」「きれーーーー」「気持ちいいーーー!」
 と浮かれながら歩いていくと
 宮殿を過ぎたところに垣根に囲まれた‘秘密の花園’があった。
 人は中には入れず、垣根の切れ目から中をかいま見るだけ。
 中には花が咲き乱れ、池があり、噴水があり、
 リスが走り、鵞鳥のおかあさんが子ども連れで歩いていた。

 のーーーーんびりとしたひとときを終えて

 最後はショッピング。免税店でのお買い物。
 細かい物はハロッズで買ったから、ちょこっと買っておしまい。

 一路ホテルへ

 マイクは日本語がとっても上手で、しかもなかなかのハンサムで
 運転手さんのフレディーもラテン系のナイスガイで
 なかなかおいしい一日市内観光でした。

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6日目の2

 7月21日(木) そのに

 ホテルで荷物の整理をして、別送品の手続きをして、

 ・・・小さなスーツケースひとつで来たのに
  お買い物をしたら荷物がいーーーっぱい増えてしまったのね
  段ボール箱ひとつ分の別送品ができてしまった。・・・

 「CRAZY FOR YOU」だーーーーー!

 劇団四季のを観たい観たいと思いつつ、観に行けずにいた作品。
 四季のを観たいけれど(私は主演の加藤さんのファンですの)、
 音楽だけでも十分魅力的(ガーシュインですもの)。

 ストーリーは英語がほとんど解らない私でも楽しめるほど単純。

 音楽はすばらしい!!!さすが!ガーシュイン!!!

 しかし・・・あちらの方は、歌えて踊れて芝居もできて・・・
 そのうえに美しい・・・・・・・華もあって押し出しもいい・・・
 日本では、宝塚にせよ四季にせよ、その他のミュージカルの舞台でも
 こんなにそろった俳優さんにはなかなかお目にかかれませんよねぇ・・・

 やっぱり、本場は俳優さんの層の厚さがまるで違うと実感しました。

 休憩時間には、空腹を覚えとりあえず外へ・・・

 劇場の隣でケーキとミネラルウォーターを買って、
 席に帰って食べる。
 (TAKE OUT と言うと、フォークとナプキンをつけてくれた。)
 ケーキは、甘くておいしい(^-^)。
 買うときに「大きいなぁ」と思ったのに、食べちゃった。

 「FIVE GUYS NAMED MOE」で客席で騒ぐことに慣れたせいか、
 はたまた、私の本性が出たのか、
 最後は客席でヒューヒューと自然に声が出ていました。

 たのしかったぁ・・・・・・

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7日目

 7月22日(金)

 いよいよ今日は最終日。

 慣れ親しんだホールで朝食を取り、
 今日はどうしましょうか・・・

 ツアーの集合時間は14時5分。
 時間はたっぷりあるような無いような・・・

 手元に最初にもらったウォーキングツアーの券がある。
 今日の午前中のは、Hampstead の‘メアリーポピンズのロンドン’
 券を無駄にするのはもったいない!これに行こう。

 早速、Hampsteadに向かう。
 もう、地下鉄の乗り方も慣れた。
 乗り換えもスムーズにできて、無事Hampsteadに着いた。

 ウォーキングツアーの感想は、「まぁ、こんなもんかなぁ・・・」

 でも、同じツアーに参加した人達とのおしゃべりは楽しかった。
 「どちらから?」「何日目?」なーーんて探り合いから始まって
 それぞれの楽しい思い出を披露しあいます。
 私と同じように観光の人達、語学留学の人達、会社の研修の人。

 ツアーの後、時間のある人達とパブで食事をして別れました。
 彼女らは今頃どうしているのでしょうね・・・

 2時前にホテルに戻り、集合までの時間、最後の余韻に浸る。

 すっかり名残惜しくなってしまった私はここで
 「旅の恥はかき捨て」とホテルの皆さんの優しさに甘えて、
 「メイアイテイクユアフォトグラフ?」(カタカナ発音です)
 を連呼したのでした。

 こちらが浮かれているとつられるのか
 フロントの一人が「こっちへおいで、うちで一番格好いい人と一緒に・・・」
 と私の手を引き、ホールへ連れていき、
 一人のボーイさんを呼び出す。(彼はとーーーーーーってもハンサム!)
 ウフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ!

 そうこうするうちに迎えのバスが来て
 ホテルを後に一路空港へ・・・

 空港までの道すがらも
 しーーーーっかり観光していました。

 空港の免税店でお土産を買い、
 ロンドンへの別れを惜しみ・・・

 18時、NH202便に乗って帰国の途についた。

 飛行機の中ではほとんど寝ていたような・・・

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後日談

 7月23日(土)、日本に帰ってきて

 24日(日)は一日ベットとお友達。

 

 25日から日常に復帰です。

 「夢の一週間が終わってしまったなぁ・・・」
 なーーーんて思いながら一日お仕事をして
 お家に帰ってみると
 ポストにエアーメールが!!!

 あの、公園で出会ったおじいさんからでした。

 中には、衛兵交代や公園の写真が・・・

 ロンドンが届いたのでした。\(*^0^*)/

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