国際老年精神医学会のアジア大会が香港でありました。

2002年10月23日(水)〜26日(土)


10月22日(火)

関西国際空港から香港に向かいました。

良いお天気だったので、景色がきれ〜〜〜でした。


学会の会場は、香港郊外の「ゴールドコーストホテル」
九龍から約1時間西のリゾートホテルでした。

ベランダからは、近くのマンションが見えました。


10月23日(水)

学会のオプショナルツアーで病院と高齢者施設の見学に行きました。
参加者は、香港・アメリカ・シンガポールなどなど
国が違えば いろいろと事情も違っていて、
興味の対象もまちまちでした。

私は、扉や窓の開閉の状況(施錠の有無など)や、周囲の柵の事などが気になりました。

先ずは高齢者施設。
日本で近い物は、グループホームかな?

玄関を入るとすぐに受け付け。

受付の奥から庭に出ることができます。

庭には鳥かごがあって、小鳥達がきれいな声でさえずっていました。

きれいに手入れされた中に、入居者の手によるミニ菜園があったり、職員が種を捨てたら生えてきたというマンゴ−が実を付けていたりして、生活感が溢れていました。

庭のぐるりには木製の垣根があって、一番奥の東屋の上には監視カメラがありました。

気にならないように配慮されてはいるけれど、閉鎖された空間でした。

次に、施設内に入りました。

ブロックを区切る扉は全てカードキーかナンバーキーで閉じられていました。

中に入ると、施設の紹介が 英語と中国語で張り出されていました。香港らしい・・・かな・・・

スウェーデンでも思ったのだけれど、
ベッドが小さい・・・・・
少し大きめの枕の巾くらいでした。

次の機会には、メジャーを持っていきたいぞ!

でも、このベッドでは、私は落っこちる自信がある!

職員のコーナーに、ナースコールの受信側のボタンがあるのだけれど、さりげなく、お国らしい、小さな掛け軸(?)で隠されていました。

これは、なかなかナイスなアイデアだと思います!
薄い白っぽい掛け軸だから、ライトが点ればきっと覆ったままでも点灯していることは解るのでしょう。

そしたら、ピロっとめくればよいわけで。

お風呂はシャワーだけでした。

入浴の習慣て、日本だけのものなのかしら?

・・・としたら、
「入浴介助」が特に大変なのも日本だけ???

施設に隣接する病院(総合病院みたいでした)も一部、見学しました。
老年精神医学会医だから、精神科エリアで
病棟とデイケアやリハビリの様子など・・・


10月24日(木)

ちょっと お寝坊をして ベランダに出ると、真下にプールがありました。
10月だというのに、泳ぐ人あり、プールサイドでくつろぐ人あり・・・

この「リゾート」なホテルで学会・・・


この中の広間で会議が行われています。

お昼はお庭のテントで頂きました。
これも会費に含まれているのです〜〜〜

ビュッフェスタイルで種類も豊富で楽しい!

ツアーで一緒だった人や
ウェルカムパーティで知り合った人、
以前の大会で会っていた人。。。

あんまり言葉が解らなくても なんとかなるもんだ〜〜〜


海外の学会に一人で行った時に 心配なのは食事。
たいていは、スーパーやカフェ、屋台などですましているのだけれど、
今回は、
短い会期の中に、ウェルカムパーティがあって、懇親会があって、
昼食も付いていて、
更には、コーヒータイムと称して、午前と午後に飲茶の時間があって、

おいしい物を一杯一杯食べました。


ところで・・・

途中で一日、九龍まででかけました。
(学会の会場から一時間以上かかったのでした)

行きの機内でgetした香港の案内誌に
「ドルフィン ウォッチツアー」

を見つけ、「行きたい!」と思ったのでした。
(このちゃんとした写真は、Hong Kong Dolphinwatch Ltd.のサイトからお借りしました)

で、TEL!

え〜〜〜〜ご で 
電話 は 初体験でした!

がんばったの!


2002年10月25日 快晴!でした。

なんとか聞き取れた集合場所のホテル。 機内誌を片手にツアーデスクの方に「これ、ここ?」「ここ?」と身振り手振りで尋ねます。
ニッコリ笑って「待っててね(*^^*)」
バスに乗って、港に行って、船に乗ります。
バスの中では、香港沖でしか出会うことのできないという「ピンクドルフィン」の説明を聞きます。

港を出ると、何隻もの観光船が、ピンクドルフィンを求めて右へ左へ・・・

←私の参加したツアーは、こんなに沢山ではありませんでした。(10人ちょっとだったかな)

船の中でお菓子を食べたり、ジュースを飲んだり、イルカ達のいるエリアに行くまでは、交流タイム!
これまた楽しい時間でした。

ちょうど、イルカ達のお昼時。

底引き網で魚を捕っている船に着いていきながら、イルカが食事をしていました。

漁船は黙々と仕事をする。

その両サイドをイルカが食事をしながらついていく。

その両サイドを観光船が「キャーキャー」を歓声をあげながら着いていく。

離れていると白っぽく見えたのだけれど、近くで見ると、確かにピンク色のイルカ達でした。

男の子は大人になるとだんだんと黒っぽくなってきて、普通のイルカの色になるのだそうで、ゴマをふったような子や、黒っぽい色の子もいました。

でも、空港が移転したり、海の汚染が進んだりで、彼らの数は年々減って行っているのだそうです。

え〜〜〜ご での でんわ を頑張った甲斐がありました!

楽しかった〜〜〜〜〜!!!!!


このページの事をメールしたら、すぐにお返事をくれました。
後の対応もとっても親切なこのドルフィンウォッチツアー
香港に行ったら、また、参加したい!!!

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