第28回海外病院医療・福祉視察研修団
とゆ〜ことで、ドイツとデンマークに行きました。

2000年10月1011

(少々写真を載せました。クリックすると大きくなる物もあります)


珍道中は旅行前から始まりました。
長期の旅行とゆ〜ことで、と〜〜〜ぜん荷物が多い。
テレビっこの私は「黒○なら帰るとき〜」のCMがこびり付き、
おしっ成田往復宅急便だ!!!

でも、・・・とゆーことは、早くに荷造りを完結せねばならない
とゆーことに気がついたのは、宅配屋さんとの電話の最中・・・

とりあえず、とりあえず、
と詰め込んで、宅配屋さんに渡す。。。

が、しかし、約束の時間に仕事が入ってしまう。(キャァ)

その旨TELすると、親切にも都合を付けて、早めに取りに来てくれるという。
・・・がしかし・・・

こういう変更にはありがちかもしれないが、
集配のおにーさんたら、
伝票の書き方も精算もできない。
・・・がしかし・・・
そこは、田舎のよいところ、お互い信用して、
翌日職場に伝票が届き、支払もできました。(ヨカッタ)


10月1日(日)

12時30分徳島発ANA534便にて羽田に向かいます。
(ANAは大好きなので、ごっきげんです)
東京で詰め忘れた物を少々買い足して、
お友達と会いまして、
成田までの行き方を教わりまして、
無事、成田にしゅっぱ〜〜〜つ!

京成成田駅からシャトルバスでホテルに向かいます。
TELでバス乗り場は聴いていたけれど、ちょっと不安。

でも、素直に聴いたと〜りに
「右行って、階段降りたら陸橋で、左行って、、、」
と唱えながら行くと、人の集まりが見えてきました。

で、無事にシャトルバスに乗り込んで、
前泊のリーガロイヤルホテル成田に到着!

遅い時間に着いたにも関わらず、
フロントさんもベルボーイさんも親切で、
成田までの長旅の疲れも吹っ飛びましたぁ。

ホテル内にはエステやプールも在るらしく、
「もっと早くにチェックインして、ここで遊べばよかったぁ」
「次の時には、ホテルでゆっくり遊ぶぞ!」
と思ったのでありました。

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10月2日(月)

チェックアウト時にトラブル発生!
前泊の代金を支払った覚えがないのに、
「代理店さんから頂いています」だって。
私の記憶違いかな?忙しかったものな。とすませたけれど、
やっぱり、代理店からの連絡ミス。
払ったはずの方がもう一度請求されていたのでした。

9時集合。
私のスーツケースは20.3kg。
厳しいと重量税を取られるよ。と添乗員さんから注意された。
ん〜〜〜お土産は軽い物にして・・・
こりゃ大変だぁ・・・

参加者は8人。添乗員さん他とお茶をしつつ自己紹介。
でも、チェックインに時間がかかったから、大急ぎでした。

11時30分、成田発サベナ・ベルギー航空にて
ブラッセル乗り継ぎでフランクフルトへ向かいます。

ハワイ行きの時と同じく時計を忘れた私。
今回は機内販売で腕時計を買いました。
ベルギー時間に合っていたので、ちょっとラッキー?

BRUSSELSには40分程早く着きました。
乗り継ぎまで2時間近く時間ができたので、
空港内でちょっと自由時間と相成りました。

空気の乾燥をビンビン感じたので、
片言の英語を駆使して、モイスチャァなリップクリームを購入。
&これからの旅の間のおやつにチョコレートを購入。

で、次の搭乗口に向かいます。
バスに乗るものの、待てど暮らせどバスは動く気配もありません。
ビデオを取り出して、飛行機の離発着の様子などを撮っていると、
愛想の良さそうなアベックが笑顔を向けてくる。
レンズを向けると、Vサインやウィンクをしてくれました。
とっても美男美女で美形好きの私は大喜び!
と、美女が「ソニー?」と話しかけてきた。
それからひとしきりビデオの話をめちゃくちゃな英語でしました。
たのしかったの〜〜〜

結局、約1時間遅れで飛行機はFRANKFURTに向けて飛び立ちました。

今夜と明日のお宿はHOLIDAY INN FRANKFURT CONFERENCE CENTER

到着が遅くなったので、ホテルのお部屋で軽く食事をしておやすみなさいzzzzz
同室は歳の近い介護主任さん。10日間昼夜を共にします。

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10月3日(火)

ドイツの統一記念日で祝日です。
東西ドイツの統一の時、私は大学生でした。
TVにかじりついて、リアルタイムで壁の崩壊を見ました。
まるで、昨日のことのようなのに、
もう、10年も経つんだ・・・

祝日は視察もお休みで、市内観光でした。

9時にホテルを出発して、バスでフランクフルトの市内観光に出かけます。

バスの車窓からフランクフルト市内の要所要所を見て回り、

古い町並みが残っているのを散策し、

駅に・・・
ちょっぴり「てっちゃん」気分を味わって

ゲーテハウスへ
いかに読書嫌いの私でも、ゲーテ位は知っている。
ゲーテさんて人間だったんだぁ・・・
と当たり前のことに感動したのでした。
ちゃんと子供時代があって、
親兄弟があって、
青春時代があって、、、

「ドイツ」らしい(らしい)お昼を食べて

教会(FRANKFURTER DOM)に行って、
塔が改修中だったのがちょっと残念でしたけど、
荘厳な気分に浸って、

ちょいと強行軍だが、ライン川下りに行こう!
ということだったのだけれど、
ここでちょいとトラブル発覚。
バスが行きだけのつもりで来ていたの。
違う違う帰りもよ!と押し問答の末、
替わりのバスを待つことに・・・
運転手さんの怒りの勢いが凄くて驚いたけれど、
話がまとまるとコロッと笑顔・・・
国民性の違いを目の当たりにしたのでした。

写真を撮ったりしながら待っていると、替わりのバスが来た。
それっと船着き場に急ぐが・・・
船は行ってしまったあとでした・・・・・

次の船着き場から乗ろう!急げっ
・・・と、次の船着き場は「要予約」・・・

結局、降りるはずだった船着き場から
折り返して川上に向かう船に乗って
「ライン登り」を体験することになりました。

バスで一度下った所をもう一度船の上からゆっくり観ます。

小高い丘(山?)の上に建つお城と
その下に 教会を中心に広がる町並み。
街と街の間は一面のブドウ畑。

絵はがきや映画、絵本の中の風景が繰り返し現れます。

ゆっくりと登って良かったかもしれない・・・

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10月4日(水)

9時にホテルを出発。

Grossumstadt Hospitalを視察。
総合病院かな?と思ったけれど、
ちょっと違うみたいでした。
日本とは病院の形態がちがうのかしら?

軽食を用意してくださっていて、
朝食をしっかり食べたにもかかわらず、いただきました。
うるるん!と棒をまぁるく曲げた様なパンがおいしかった。
オープンサンドもおいしかったです〜〜〜。
コーヒーは濃いのね・・・

郡立(日本の県に近い行政単位のようです)とのことで、郡長さんのご挨拶もあって、
ちょっと、緊張しました。

基本的な制度のことやこの病院のことなどの説明を
事務長さんや院長先生から伺った後で
院内の見学

「厚生省は、こういう病院を日本に作りたいのかなぁ?」
と思うような病院でした。
(備品や部屋の広さなど、厚生省令のまんま)

それと、看護婦詰所はもちろん、
廊下や病室、その他の部屋が全て
非常に整理整頓されているのに驚きました。

実際の廊下幅などは日本とあまり変わりがなく、
人の体格は日本人よりもずっと大きいのに、
どこもかしこもが広く感じました。
それも、備品などは日本と変わらず在るにもかかわらず。

確かに、このまま日本に持って帰りたくなるような病院ですが、
きちんとした、家庭医の制度や良い意味での個人主義に
裏付けされてこその医療制度のように思いました。

それでも、まだまだ、改善する余地があるようで、
事務長さんも院長先生もいろいろと考えておられるようでした。
何年か後に訪ねたら、もっともっと良い病院になっているんでしょうね。


フランクフルトに戻って昼食を取った後、デュッセルドルフに移動。

アウトバーンを走ります。

広大な畑、牧場、森、そして、教会を中心とした街。
ああ・・・外国だぁ・・・・・
と夢の中へ
今日、明日の2泊はDUSSELDORF HILTON。

私たちの階の廊下だけが停電で、
廊下の両端に強い照明を置くという離れ業をやってくれたホテルです。
んで、お部屋のTVがつかない・・・
コンセントを変えたらつきました。
ん〜〜〜おかしなホテルだ・・・

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10月5日(木)

ケルンのABS 老人介護ホームを視察。

労働者福祉団体による老人ホームで、「民間」のもの。
「有限会社」とのことでした。
日本の老健+ケアハウス+通所介護かなぁ?

他にも配食サービスや救急の搬送などいろいろと
手広くサービスを展開されているようでした。

建物も、お部屋も、お庭も
おっしゃれ〜〜〜!!!

入所されている方達も
おっしゃれ〜〜〜〜!!!

介護保険の開始と共に介護事業に民間企業が参入できるようになったけど、
お手本はこんな企業なのかしら???

ここも、軽食で歓待してくださいました。
チョコクッキーがおいしくて、
いくつも頂きました。

ケルンに移動後、大聖堂の前で昼食。

大聖堂とその周辺を散策します。
修復中とはいえ、大聖堂は大きくて、荘厳で、
純粋な信者では無いけれど、
心に迫るものがありました。

ここで、ちょっとお買物タイム!自由時間です。

大聖堂近くは土産物や絵はがき等が並び、
日本の観光地と同じ様な雰囲気。
しっかり、絵はがきをget!
でも、ちょっと、道を入るとふつ〜〜〜のショッピング街
若向きの雑貨屋さんを見つけて、
レオ君とa-haのポートレートをget!

デュッセルドルフのホテルに帰ります。

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10月6日(金)

空路、ベルリンに移動です。ルフトハンザです。
ベルリン介護士養成学校を視察しました。

午後になってしまったので、学生さん達は帰宅した後でした。

赤十字が母体で、元の東ベルリン側に統一後創られたとのこと。
校長先生の熱意によってできたのかな?
すごく、学校に愛情をお持ちのように見えました。

ここで、見学をしながらお話を伺う内に、
日本とドイツの医療・福祉制度の根本的違いに
やっとこ気がつきました!!!
根本的に「医者」「看護婦」「介護士」の立場や仕事が
違うようなのです。

まぁ、文化や歴史が違うのだから・・・とも言えますが、
医療って、ドイツがお手本でなかったっけっか???
どこから日本独自のものになったんだろう???
それとも、元々日本的に変えて導入したのかな?

いやぁ〜〜〜ビックリしましたよ〜〜〜

ベルリンでのお宿はRADISSON SAS HOTEL BERLINです。
やたらとスチュワーデスさんやパイロットさんを見かけました。
日本での全日空ホテルみたいなもの???



10月7日(土)

ベルリンの観光をしました。
せっかくだから、とゆーことで、ちょいと強行軍をして
ポツダムにも行きました。(ポツダム宣言だ!)

「古い物がよくもまぁ残っている」
と思ったけれど、
壊れたら元の通りに修復しているんですね。
すごい、根性というか、執着心というか・・・
とにかく、すごいですね。

東と西
統一から10年
もう、10年経ったら、もう一度訪れてみたいと思いました。

ホテルの直ぐ近くがDOMEでした。

サンスーシー宮殿。
ルピによく似た黒猫がいました。
赤い首輪をしていて
かわいかった〜〜〜

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10月8日(日)

バイキング印の飛行機でコペンハーゲンに移動して市内観光。
衛兵さんと写真を撮ったり、
人魚の像と記念撮影したり、

お隣なのに、ドイツとは街の様子も一変しました。

コペンハーゲンでのお泊まりはRADISSON SAS SCANDINAVIA HOTEL。



10月9日(月)

午前中はDANSKE HANDELSRE JENOE NURSING HOMEを視察。

ナーシングホームは日本には無い制度ですね。
老健が近いかな???と思っていたのだけれど、
行ってみると、ケアハウスに老健のスタッフが居る???
でも、福祉系の資格もずいぶんと違うようなので、
ちょっと行ったくらいでは、わかりませんね。

でも、この日の通訳の方がすごく制度に詳しくて、
日本の制度のこともよくご存じで、
分かり易く説明を加えてくださいました。


午後からはコペンハーゲン市の
テクニカル・ビジット・マネージャーさんのお話。

カタカナの名刺を頂きました。
日本からの視察の多さの現れかしら?

100年以上の歴史を持つデンマークの福祉について
熱く語ってくださいました。

ここでも、日本との差を実感。

どちらが良いというのではなく、
文化と歴史の違い
国民性の違い
ですね。

行ってみて、実感しました。


この後、夕食までの2時間ほど、
無理矢理お買物タイムができました。

ブランドショップの並ぶ中、スーパーを発見!
おいしい洋なしをget!
ルピにお土産のキャットフードをget!
薬局でトローチをget!

後は、ロイヤルコペンハーゲンで
店員さんが寄ってこないのを良いことに
ぼ〜〜〜〜っと熊やら猫やらの置物を眺めておりました。
結局、親へのお土産に猫を買って、
自分用に小さな人魚を買いました。
「this?」「はい!」「one?」「はい!」と
私が「はい」を連発するので、
「hai?」と聴かれてしまった。。。
「はい is yes」と答えたのだけれど、良かったかな?
どうも、何語で聴かれても日本語で返事をしてしまうらしくて・・・
電話でも「はい」と答えて笑われたことがある・・・

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10月10日(火)

サベナ・ベルギー航空にてブラッセル乗り継ぎで帰国。
またまた、ブラッセルでお買物タイム!
雑誌とか、ちょこっと買いました。

さて、乗り継ぎ便のgateへ
と、ここで、トラブル発生!!!

搭乗ゲートが変わってた。(キャァン)

まぁ、でも、無事、乗り込んで、
成田行きに収まりました。

で、膝掛けを配りに来たスチュワーデスさん。
なんと、行きの便でお世話になった方でした。

そのことを告げるといきなり和やかな雰囲気に!
おかげで帰りは和んだまんま帰ってきました。


10月11日(水)

9時50分日本着。

視察も観光も盛りだくさんで、
頭も心も一杯一杯になった10日間でした。

くったびれた〜〜〜
けど
行って良かった!!!!!

今度は南ドイツに行ってみたい!
他の北欧の国々にも行ってみたい!!!

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