TOPLycee(リセ)研究所第7回(2005.04.21)

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“雪日除去デッキ”デッキ紹介&カード解説
 
 バージョンアリスソフトが発売して1ヶ月が経ちますが、皆さん楽しいリセライフをお過ごしでしょうか?
 さて、前回までは、攻撃型デッキを紹介してきましたが、今回は雪の強力な除去カードを利用して、相手の場をコントロールしていくデッキの紹介です。
 
 それでは早速サンプルデッキを。

■雪日除去コントロール
キャラクター
 3x 長谷部 彩
EX-2
CH-0004
Ver.Leaf
 4x 須磨寺 雪緒
EX-2
CH-0005
Ver.Leaf
 2x 栗原 透子
EX-2
CH-0006
Ver.Leaf
 3x 牧部 なつみ
EX-2
CH-0008
Ver.Leaf
 3x セリオ
EX-2
CH-0009
Ver.Leaf
 2x 月島 瑠璃子
EX-2
CH-0010
Ver.Leaf
 2x 御鏡 舞奈
EX-2
CH-0070
Ver.VA
 4x 関 真理恵
EX-2
CH-0074
Ver.VA
 2x 北里 しぐれ
EX-2
CH-0081
Ver.VA
 3x リゼル
EX-2
CH-0138
Ver.Alice
 2x 比良坂 初音
EX-2
CH-0151
Ver.Alice
 3x 宮内 レミィ
EX-2
CH-0054
Ver.leaf
 2x 松原 葵
EX-1
CH-0057
Ver.Leaf
 2x 大庭 詠美
EX-2
CH-0058
Ver.Leaf
 4x 神尾 観鈴
EX-2
CH-0126
Ver.VA
 4x コパンドン・ドット
EX-2
CH-0191
Ver.Alice
 2x 高羽 沙枝
EX-2
CH-0195
Ver.Alice
イベント
 3x ちょお人気
EX-2
CH-0001
Ver.Leaf
 4x 逮捕
EX-1
EV-0004
Ver.Leaf
 2x ロケット花火
EX-1
EV-0030
Ver.VA
 4x ひとりぼっち
EX-1
EV-0032
Ver.VA



○デッキの動き

 リセでも1、2を争う優秀なドローサポート【関 真理恵】や、単独でも攻撃しながらカードを引ける【神尾 観鈴】などにより、常に豊富な手札を維持しながら戦線を構築していきます。
 手札からコストを出すこのゲームにおいては、「手札=行動できる回数」と言い換えることもできます。
 よって、手札があればあるほど、相手に対してプレッシャーをかけやすくなるのです。

 そして、このデッキにおいてもっとも効率よくドローできるカードが【神尾 観鈴】です。
 極端な話、このカードのアタックをうまく通し続けることができれば、それだけで勝ちが大きく近づくといっても過言ではありません。

 そしてこのデッキには、5種17枚(【ちょお人気】、【比良坂 初音】も含めれば22枚!)もの除去カードが投入されています。
 この過剰ともいえる除去の枚数も、優秀なドローがあればこそ無駄なく使うことができる、というわけです。 

 こうして、相手の行動を妨害しながら勝利へと突き進んでいくのが、このデッキの大まかな動きとなります。



○各カードの解説

 それでは、特徴ごとに各カードの解説をしていきましょう。



○キャラクター除去

逮捕(イベント)
“雪”EX1 (雪雪雪雪) 
キャラ一体を持ち主のデッキの一番下に置く。


 このデッキに入っている除去カードの中で、配置や状況に左右されない、という点においてはもっとも安定した確定除去イベント。
 手札から直接打てるため、相手の裏をかくことが可能です。

 ただ、その分コストは軽いものではありません。
 手札3枚(コスト2枚+このカード)を使っているので、手札3枚以上で登場したキャラを除去するか、サポートをしようとしたキャラを除去し、まとめて2体キャラを除去するようにして、アドバンテージを取っていくことが重要です。

 なお、対象のキャラはデッキに戻っているので、相手のデッキ(ライフ)が1枚増えている点も忘れてはいけません。
 最後の最後で計算を誤って1枚差で負けた…ということのないよう注意が必要です。
 

ちょお人気(イベント)
“雪”EX1 (雪星) 
相手の列一つ相手の空き列一つに移動する。


 雪の軽量除去イベント。
 カードそのものの効果はキャラの列移動ですが、相手のキャラ登場に対応してこのカードを使い、出現予定の場所に移動させてしまえば、登場しようとしていたキャラを破棄させることができます。

 ただし、空き列が存在しないと打てなくなりますし、手札に残ってもEXが1なのでコストとしても使用しにくいので、このカードをうまく活用できるような工夫が必要となってきます。



ロケット花火(イベント)
“雪”EX1 (雪雪)
 相手のターン中に使用する。 
空き相手フィールドに隣接している未行動状態の相手キャラ1体は(0)【ステップ】を得る。
ターン終了時、そのキャラがターン中、移動していない場合、そのキャラを破棄する。


 状況は限定されますが、軽量除去イベント。
 相手の攻撃やタップ能力に割り込んで【ロケット花火】を撃つと、「ステップ」を得ても動けないため、ターンエンド時に破棄されます(効果や攻撃そのものは止められません)。

 ただし、元々移動能力を持ってる相手には【ロケット花火】に対応して動かれてしまうと、除去としては機能しないので注意が必要です。
 また、こちらの攻撃を通すために相手のDFキャラを動かす、ということも可能です。



須磨寺 雪緒(キャラクター)
“雪”EX2 (雪星) AF×○○ DF×○○
2/2/0 「エスケープ」(0)
「死への憧れ」(T星星):このキャラを破棄する。相手キャラ1体を破棄する。


 場に先置きできる除去。
 除去の必要がなければAP2アタッカー、邪魔なキャラが出れば除去。
 いるだけで相手にプレッシャーを与えられるキャラ。

 ただし、「死への憧れ」能力起動に対応で【うっかり】【お昼寝】等のタップ能力や、相手の除去、または【捕獲】されると能力が起動せず、こっちの計算が大幅にずれるので注意が必要。

 また、「死の憧れ」はタップ能力なので、場に出してから能力が起動できるまでは1ターンかかってしまいます。
 加えて、このキャラのSPは0なので、能力発動までの間は、場を無駄に埋めてしまうことにもなります。

 遅いターンに【須磨寺】を出して除去が間に合うのか?
 その空き1ターンにどれだけのアドバンテージを失うのか?
 特に終盤では、これらを考える必要があります。



比良坂 初音(キャラクター)
“雪”EX2 (雪雪雪) AF×○× DF×○×
3/2/1
「巣」:自ターン開始時、このキャラに隣接したキャラ1体を破棄することができる。そのキャラのSPの値をこのキャラのAPとDPに足す。破棄しない場合、このキャラを破棄する。


 このキャラ自身と隣接しているキャラを破棄しないと、自分が死んでしまうという面倒なキャラクターです。
 とにかく隣接していればいいので、中央AFに登場させると、「自分に隣接している」相手中央AFキャラを除去してしまうことができるのです。

 コストも少々重いですが、これは【逮捕】とほぼ同じ。
 『ステップ』系能力を持っていない相手中央AFキャラがいるとき、その正面に出してやれば、【逮捕】とほぼ同じコストで1ターン後に除去することができます。
 正面に相手キャラクターがいないときでも、【ちょお人気】で相手の列をずらしてやれば、続けて除去をすることも可能です。

 が、基本的には移動できない相手AFキャラしか破棄することができない上に、そうそう都合よく【ちょお人気】を持っておく、というのはとても難しいことです。
 (【ちょお人気】も使用タイミングを選ぶカードなので、打てるときにポンポン撃たないと打つ機会を逃すことになりかねないカードなので、あまり手札に握りこむことはオススメできません)

 そして相手キャラを除去するまでには1ターンの時間差がある上、移動されて除去に失敗しては、こちらが一方的に損をしてしまう、という不確定要素も多いカードです。
 中央AFにはこちらもアタッカーが立っていることが多いですので、そもそも場に出しにくいこともマイナス要因ですね。

 なので、あくまで追加的な、保険の除去くらいの認識でいたほうが良いでしょう。
 EX2なので、無駄になることはないはずです。



コパンドン・ドット(キャラクター)
“日”EX2 (日星) AF○○○ DF○○○
1/2/1 
「お御籤攻撃」(0):自分のデッキをシャッフルする。自分のデッキの一番上のカード1枚を公開する。そのカードのEXの値だけ、このキャラにAP+2する。そのカードを破棄する。【1ターンに1回まで使用可能】


 厳密には除去とは少し違いますが、優秀な相討ち要員なのでこちらで紹介。
 デッキの大半はEX2で構成されているため、かなりの確率でAP5になってくれます。
 AFキャラはサポートされても基本的にDPは上がらないため、AP5もあれば、大体のキャラと相討ちをとることが可能です。
 できるなら、相手の登場コスト3以上キャラと相討ちを取りたいところ。
 そうすると2:3交換をする事になり、非常にお得です。

 また、相手の攻撃宣言に対応して「お御籤攻撃」を宣言しておくことで、上昇するAPの値を確認してからブロックするかどうかを決めることができます。
 まぁAP3になってもDP2までのキャラは葬ることができるので、もしEX1のカードが破棄されてしまっても大抵は相打ち可能だとは思います。
 

○ドローサポート

神尾 観鈴(キャラクター)
“日”EX2 (日星星) AF○○○ DF○○○
2/2/2 「エスケープ」(0)
「かんしゃく」:このキャラをバトル参加キャラに指定したとき、自分のデッキから1枚ドローする。


 メインアタッカー兼ドローサポート。
 このデッキでもっとも重要なカードと言っても過言ではありません。
 このキャラを序盤に失うことだけは絶対にないように心がけましょう。

 日を中心としたデッキでは、ブロッカー除去ができないことと、自身の打点が低いため、あまり活躍できないとされていましたが、このデッキではブロッカー除去が充実しているので、非常に多くのカードをドローさせてくれます。
 場に残り続けると、このキャラが次々とそのときに必要なカードを与えてくれるはずです。
 アタックできなくとも、SP2により攻撃、防御共に幅が広がります。 



関 真理恵(キャラクター)
“雪”EX2 (雪雪星) AF○×○ DF○○○
2/3/2 
「心配」:このキャラと隣接した味方キャラをバトル参加キャラに指定したとき、自分のデッキから1枚ドローする。


 AP2、DP3、SP2と高い能力値を持ちながら、隣接キャラが攻撃、防御に参加するだけで1ドロー可能。
 このキャラ自身はただ隣接に居るだけでよく、タップ能力ではないため、場を無駄に埋めず戦うことが可能です。
 【松原 葵】と同列DFにいると、サポートすればAP5+ダッシュとなるので、安定したダメージとドローを供給してくれます。
 ただし、この能力は強制的にドローさせられるため、終盤デッキ枚数が少なくなったときは、相手にとって逆にダメージ源としてカウントされ、場にいるだけでこちらを不利にすることがあるので、注意が必要です。



長谷部 彩(キャラクター)
“雪”EX2 (雪星) AF○×○ DF○×○
0/2/1 
「創作」(T):自分のデッキから1枚ドローする。


 自身をタップすることで1枚ドローする事ができる、ドローするための条件のゆるいカード。
 が、このカードのドローには極力頼らないようにしたいところです。

 なぜなら、
 ・AP0、DP2、SP1という貧弱なキャラが延々と場に残りつづけることになる
 ・このカードがタップする→その列の防御ががら空きになる
 ・かといってこんなAP0キャラをAFに置いてしまうと、もともと与えるダメージ量が低いデッキだし、ジャマになっても自力で処理することが非常に困難、そんなことをしたらダメージレースに永久に勝てなくなる

 などなど、条件のゆるいドローサポート能力の影にたくさんのマイナス要因を抱えている、実は非常に使いにくいドローサポートだったりするのです。

 このデッキの場合、ドローする先には除去というゴールが常にあるため、他の一般的なデッキに比べれば【彩】は有効的に使えるはずなのです。が、それでもデメリットのほうが致命的なまでに目立ちます。
(一応【彩】の正面にいる相手AFキャラを除去して、ダメージを抑えることもできるのですが、そこまで除去カードの枚数に余裕はありません)

 あくまで【観鈴】か【真理恵】、そして必要な除去カードを探すための事故防止用キャラと認識し、不要になったら(【彩】の正面に相手のアタッカーが現れたら)、ブロックに回して場から消してしまいましょう。
 とりあえず立っているだけなら捨て駒ブロッカーにはなりますし、SPも1あるので、多少はマシともいえます。




 それでは、細かいプレイングなどについてご説明していきましょう。

■キャラクター除去
 相手のフィールド上のキャラを消していき、自分に有利な状況になるよう、場をコントロールしていきます。
 用途は多様で、
 ・「アタッカーを除去して打点を減らす」
 ・「ブロッカーを除去してこちらの打点を上げる」
 ・「サポート宣言時にサポートしたキャラを除去し、一方的なバトルを行う」

 などさまざまな使い道があります。

 ただし除去を行うにしても、そもそも除去カードのコストが重かったり、使える状況が限定されているものが多いので、コストに見合った相手キャラを、最も効率よく除去するタイミングというのを見極めながら使っていく必要があります。

 例えば、
 ・AP3DP1の【宮内 レミィ】がアタック
 ・相手がAP1DP2のキャラクターでブロック
 ・このままでは相手DP2キャラが一方的にやられてしまうので、隣接したSP2のキャラでサポート宣言
 ・それに対応し、サポートしようとしたSP2キャラに【逮捕】を打ち、サポートを失敗させる
 ・結果、【宮内 レミィ】が一方的に相手の防御キャラを倒すことに成功!


 このように、除去カードをうまく使うことにより効率よく相手キャラを除去することができるのです。
 このとき、【逮捕】で除去した相手サポートキャラが登場コストが3以上だった場合、【逮捕】と除去したキャラを使うコストを考えると3:3の交換となるため、【逮捕】自体が使用したカード枚数的に損をしていない上、バトルで防御キャラを倒したことにより、一方的にこちらが得をしたこととなります。



■ドローサポート
 リセにおけるドローは、自分のデッキ(ライフ)を削りますが、このデッキの場合、除去カードとそのコストを常に確保しておく必要があるため、常に手札を多く持つようにせねばなりません。

 が、過剰なドローは自分の死期を早めてしまうことになるため、常に自分と相手の打点を見比べ、有利不利を見極めながら、ドローを調整していかなければならないのです。

 例えば、
 ・こちらがAP3キャラ2体の攻撃が通っているので、相手デッキに毎ターン6点のダメージを与えている
 ・相手のAP3キャラとAP2のキャラ、1体ずつの攻撃を毎ターン受けているので、毎ターン5点の
ダメージを受けている


 こういう状況だと、こちらが毎ターン5点、相手が毎ターン6点のダメージを受けており、こちらのダメージが1点少ないため、一見ダメージレースが有利に進んでいるように見えます。

 しかし、こちらは毎ターン、カードをドローし続けているため、そのダメージに加えて、毎ターン追加でドローしている分の数値をダメージに加えて、お互いの減ったデッキ枚数を考えなければならない、ということです。

 こちらがドローサポートカードの効果により、追加で毎ターン2枚ドローをしている場合、
 ・こちらが毎ターン6点のダメージを、相手のデッキに与えている
 ・相手がこちらに毎ターン、5点のダメージを与え続けている
 ・さらに、こちらがドロー効果で2枚追加ドローしているため、余分に2枚、デッキが減っている


 と考えなければならなくなり、ダメージ量では一見有利に見えても、こちらは毎ターン7枚、相手は毎ターン6枚のカードがデッキから減っていることになり、ダメージレースでは実はこちらが不利になっている、ということです。

 カードを多くドローするのなら、確実に相手主力攻撃キャラを除去するよう心がけ、相手デッキの減る枚数のほうが多くなるようにしなければならないのです。

■ウィークポイント
 『リセ』では場を完全にコントロールしても、相手のデッキへ常に多くダメージを与えつづけなければ、勝ちにはつながりません。
 そしてこのデッキにはアタッカーが少なく、能力値もそれほど高くないため、これらをいかに守り、ダメージを通していくかということに注意していかなくてはいけません。



○プレイングにおいて注意すべき点のまとめ

 ただでさえドローを繰り返すことによりデッキを減らしているので、極力ダメージを受けないことが重要です。
 雪のブロッカー、日の相討ち用ブロッカー、除去イベントを駆使して相手のアタッカーを削っていきながら、自分にとって有利な場を構築していくことが必要なのです。

 こちらの有利な場、つまり、こちらのデッキが受けるダメージは限りなく0に近くなるよう心がけ、こちらは相手デッキに可能な限り大きなダメージを与え続けなければ、勝ちは見えてこないのです。

 お互いのデッキ枚数を常に確認しつつ、どこまでドローしていいのか、何点までならダメージを受けていいのか。
 そしてこっちの打点はいくら与え続けられるのか。
 これらを常に意識しながら戦うことを要求されます。

 このデッキは自分を不利に追い込みながらアドバンテージを作っていくので、常にギリギリの戦いを強いられます。デュエルに勝利しても、こちらの残りデッキ枚数が多く残ることは、ほとんどないと言ってもいいでしょう。

 そして全てのデッキに言えることですが、とにかくミスをしないよう、慎重なプレイングを常に心がけてください。
 1つのミスが、そのまま敗北に繋がってしまうことも珍しくありません。
 デッキポテンシャルはかなり高いので、色々工夫してみればあなたを勝利に導いてくれるはずです。



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