FB徳島Lycee(リセ)研究所第4回(2005.02.14)

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“日単色ウィニー”デッキ紹介&カード解説

 少し間が空いてしまいましたが、引き続きカード解説&デッキ紹介です。

 今回は、12人参加の2月11日の練馬春日店平日大会で、現環境最強と目される“宙単色”デッキを次々にうち破って、ワンツーフィニッシュを決めた“日単色ウィニー”を紹介したいと思います。

 実際、どちらのデッキも“宙単色”に勝つための工夫が随所にあり、もともとのデッキパワーとあいまって、見事宙単への対抗馬としての結果を出せたのでしょう。
 それではサンプルデッキを。

■日単色ウィニー
キャラクター
 3x アルルゥ
EX-1
CH-0048
Ver.Leaf
 4x 長岡 志保
EX-2
CH-0049
Ver.Leaf
 4x 芳賀 玲子
EX-2
CH-0051
Ver.Leaf
 4x 猪名川 由宇
EX-2
CH-0052
Ver.Leaf
 4x 葉月 真帆
EX-2
CH-0053
Ver.Leaf
 4x 宮内 レミィ
EX-2
CH-0054
Ver.Leaf
 4x スフィー
EX-2
CH-0055
Ver.Leaf
 3x 松原 葵
EX-1
CH-0057
Ver.Leaf
 4x 大庭 詠美
EX-2
CH-0058
Ver.leaf
 3x 湯浅 皐月
EX-1
CH-0059
Ver.leaf
 4x 新城 沙織
EX-2
CH-0060
Ver.leaf
 4x 柏木 梓
EX-2
CH-0061
Ver.leaf
 4x 日和川 旭
EX-2
CH-0120
Ver.VA
 3x 十崎 由衣
EX-2
CH-0127
Ver.VA
 2x 麻宮 梗
EX-2
CH-0128
Ver.VA
 2x 沢渡 真琴
EX-2
CH-0132
Ver.VA
 4x 雪月 小夜里
EX-2
CH-0133
Ver.VA



○“日単色ウィニー”の特徴

■ウィニー戦術
 同じビートダウンデッキの“宙単色”は、コストとして手札を2枚3枚と要求するキャラのスペックで押していく戦術です。
 対して“日単ウィニー”は、コストに手札1枚しかいらないのに、AP3を誇る【松原葵】【宮内レミィ】【大庭詠美】を主戦力とします。
 これで序盤の展開力を稼ぐことができますし、相打ちを繰り返してもすぐにキャラを登場させることができ、リカバリーの速さで相手デッキを上回るり、いずれ攻撃を押し通していくことができるでしょう。

■「ダッシュ」
 このデッキでは【松原葵】【沢渡真琴】に加え、コストを支払うことで【柏木梓】【葉月真帆】も「ダッシュ」持ちになります。 
 特に攻撃時の「ダッシュ」は、サポートによりAPをアップすると、相手ブロッカーにほぼ一方的に勝つことができます。
 そのため、相手は攻撃を通さざるを得なくなり、殴り合いのダメージレースに持ち込めます。
 そうなると、1)のウィニー戦術が有効に活用され、優位を築いていくことができるでしょう。

■ドローサポート
 このゲームではドロー=ダメージなので、何も考えずにドローしまくっても敗北が近づくだけですが、フィールドの優位を保ちながらダメージレースで勝つためには、1枚でも多くの手札(ドロー)があったほうがいいのは自明です。
 このデッキでは【長岡志保】と【雪月小夜里】の2種類のドローキャラが入っており、まったくドローサポートのないデッキよりは安定した動きをします。

■パワーキャラ
 基本的にAPが最大3までしかない“日属性”にあって、【柏木梓】と【湯浅皐月】は、唯一DP3以上、もしくは「ダッシュ」持ちの強力アタッカーにも対抗できる存在です。
 ウィニー戦術では、こちらより一回りサイズの大きなキャラで攻められると、一気に戦線を維持できなくなってしまう場合があります。それに対抗できるのがこの2枚です。
 つまり、この2枚は基本的にブロッカーとしてDFに配置することになります。
 「サイドステップ」があるので、相手にあわせてあとから列を変更できるのも強みです。

■ウィークポイント
 もちろん、全てのデッキに勝てるデッキなどは存在しません。このデッキのウィークポイントは、大きく分けて2点です。
 ひとつは、上でも書いたように、サイズ負けした場合、簡単にひっくり返せないこと。これは相手アタッカーに限らず、固いブロッカーを出された場合にも同様です。
 もうひとつは、6つのフィールドを使いきって戦うデッキのため、大量除去、すなわち【ゲームセット】に非常に弱いことです。

 現在のカードプールでは“宙単色”が非常に強力なので、とにかくこのデッキに勝てるようにチューン(調整)をしたのがこのサンプルデッキです。つまり、「パワーキャラ」を増量することで、サイズ負けで戦線を崩されないような構成にしてあります。

 それでは、特徴ごとに各カードの解説をしていきましょう。



○ウィニー戦術

宮内 レミィ
“日”EX2 (日星) AF○X○ DF○X○
3/1/1 「エスケープ」(0)
「突き飛ばし」(日):このキャラが攻撃しているバトル中に使用する。このバトル終了時に対戦キャラをそのキャラの隣接した空き相手フィールドに移動する。


 登場2コストAP3という超優秀キャラ。攻撃、防御ともに活躍すること間違いなし。「エスケープ」「つきとばし」も使える能力ですし、とにかくデッキにつっこんどけ的なカードです。



日和川 旭
“日”EX2 (日) AF○○○ DF○○○
2/1/1 「アグレッシブ」
「悪撲滅」:このキャラと同列の味方AFキャラがバトルの結果、ダウンしたとき、対戦キャラを持ち主の手札に入れる。


 配置制限なし、登場1コスト、「アグレッシブ」持ちと非常に優秀なキャラ。
 うっかり最初に場に出して攻撃したくなりますが、配置制限のないこういうカードこそ、あとから出すべきです。

 また、終盤、残りデッキ枚数が10枚ぐらいになると、「アグレッシブ」は相手の計算をずらすダメージを与えることができるので、できれば手札に握っておきたいカードです。



スフィー
“日”EX2 (日星) AF○○X DF○○X
2/1/2
「まじかるサンダー」(T星星):キャラ1体にDP−2する。


 SP2と「まじかるサンダー」が優秀。
 特に「まじかるサンダー」と「ダッシュ」持ちキャラとの相性は抜群で、【スフィー】がにらみを効かしている間は、うっかりバトルに参加できません。



○「ダッシュ」

松原 葵
“日”EX1 (日日) AF○○X DFXXX
3/1/0 「ダッシュ」
「崩拳」:このキャラが参加したバトルの結果、対戦キャラがダウンするとき、相手のデッキを1枚破棄する。


 登場2コストでAP3「ダッシュ」は強力のひとこと。
 さらに一時しのぎのブロッカーを配置(チャンプブロック)されても、1点はダメージが入る能力つき。

 とはいえ、SP0とEX1がどこまでも足を引っ張ります。
 デッキ内に登場コスト1や3のキャラを増やすなどして事故を未然に防ぐようにすることと、【葵】に隣接するキャラの配置には十分気をつけるべきです。



沢渡真琴
“日”EX2 (日日星星) AFX○○ DFXX○
3/1/0 「ダッシュ」
「奇襲攻撃」(T日日星):行動済み状態の相手キャラ1体は次の相手のウェイクアップで未行動状態に戻らない。


 【葵】と同じくAP3「ダッシュ」なのは良いのですが、登場コストが重く配置制限も微妙です。
 特殊能力も強力なのですが、これまたコストが重く、うっかり使えたらラッキーといった程度。

 とはいえ、DFに登場可能な「ダッシュ」キャラというだけでも優秀ですし、なんといってもEX2キャラ。デッキに居場所を見つけることはできるでしょう。



○ドローサポート

長岡 志保
“日”EX2 (日) AF○○X DF○○X
2/1/0
「志保ちゃんニュース」(T):カードの種類を1つ宣言する。自分のデッキの1番上の1枚を表にする。そのカードが宣言した種類のとき、そのカードを手札に入れる。


 “日”属性のドローカードその1。
 リセのデッキは、基本的にキャラいっぱいのデッキになりますので、カードの種類を「キャラ」と宣言すれば1ドローとほぼ等価です。

 またAPが2あるため、強力とはいえないもののアタッカーになりうる点や、登場コストが1なので、EX1カードをコストとして登場できる点は非常に評価できます。

 しかし、お互いにキャラでフィールドが埋まる総力戦になったとき、SP0などが弱点になるのも事実です。過大評価しすぎないように。



雪月 小夜里
“日”EX2 (日日星星) AF○XX DF○○○
2/2/2
「蘇生祝い」:キャラが登場したとき、そのキャラの持ち主はデッキから1枚ドローする。


 “日”属性のドローカードその2。
 キャラが登場するたびに1ドローというのはとんでもないパワーカードですが、相手にもこの効果は及ぶので、相手が有利になる可能性もあります。
 ですから、このカードを使うデッキは、できるだけ登場コストが2まで(手札1枚で出せる)のキャラを投入し、最大限にこの効果を利用できるようにするのがよいでしょう。

 対戦相手が、キャラ1体1体の性能で勝負する“宙”属性のデッキや、【ゲームセット】を中心に組み立てたデッキであれば、あきらかにキャラクターの展開量で上回ることができますので、有利にゲームを進めることができます。

 しかし、相手も同じように低コストのキャラ中心のデッキであれば、【小夜里】を出している分、こちらの方が不利です。そんな場合には、無理矢理場に出すことは無いでしょう。



○パワーキャラ

湯浅 皐月
“日”EX1 (日日星) AFX○○ DFX○○
3/2/1 「サイドステップ」(0)
「メイ=ストーム」(日日日):このキャラの参加しているバトル中に使用する。対戦キャラを破棄する。


 “日単色デッキ”の最強キャラ。なんといっても「メイストーム」が強力です。
 もちろん、相手に警戒させることで、実際には手札を消費せずに攻撃を押しとどめることができるナイスブロッカー。しかも、AFに登場したらしたで、確実に3点通せる強力アタッカーになります。

 現在、“日”属性のEXの値は最大2ですので、常に「メイストーム」のコスト(日日日)を払えるかのように、(実際には払えなくても)手札を2枚以上キープするようにプレイしましょう。

 また、「サイドステップ」も強力。常に移動できることを念頭にいれておく必要があるでしょう。



柏木 梓
“日”EX2 (日日日星) AFX○X DFX○X
3/3/1 「サイドステップ」
「鬼の拳」(日日):このキャラにAP+1することができる。しないとき、このキャラはターン終了時まで「ダッシュ」を得る。(1ターンに3回まで使用可能)


 とにかくDPの低い日属性の中にあって、唯一DP3を誇るタフキャラです。
 また、「鬼の拳」で「AP+1」と「ダッシュ」を得られるので、“宙”属性の強力なキャラを一方で倒すことも可能です。SPの高いキャラと隣接して使えれば、攻撃にも防御にも、大活躍してくれることでしょう。

 このキャラも、【皐月】同様、常に手札を維持しながら戦うことで、対戦相手にプレッシャーをかけ続けることができます。
 そして「サイドステップ」がなんといっても有効です。



新城 沙織
“日”EX2 (日日星) AFX○○ DFX○○
4/1/1
「火の玉スパイク」(0):このキャラが攻撃しているバトル中に使用する。対戦キャラにDP−1する。(1バトルに1回まで使用可能)


 相打ちブロッカーその1。
 APの高さから、ついAFに出してしまいそうになりますが、DPが低いため簡単に相打ちを取られてしまいます。むしろ、DFに出せば相打ちを強要することができるので、相手キャラの登場にあわせて配置しましょう。



○そのほか

麻宮 梗
“日”EX2 (日日星) AF×○○ DF○○X
3/1/1 「ジャンプ」(0)
「地獄の特訓メニュー」(星):未行動状態の味方キャラ1体を行動済み状態にする。そのキャラに次の自ターン終了時までAP+2する。


 現在のカードプールで、唯一の0コスト「ジャンプ」能力持ちです。
 これは実際に使うか、使われてみないとその強力さには気づきにくいのですが、自在にフィールドを移動する能力は、相手の配置したキャラを次々に無効化しながらアタックできます。
 DP1がネックですが、うまく守りながら戦えれば、確実に優位に立てるでしょう。



十崎 由衣
“日”EX2 (日日星) AF○○X DF○○X
3/1/2
「想いの代償」(このキャラを破棄する):自分のゴミ箱のキャラ1体を使用代償を支払い、自分の空きフィールドに登場する。


 これまたその強さに気づきにくいカード。能力値も高めなのですが、強力なのは「想いの代償」です。
 序盤コストにしなければならなかったキャラや、ダメージでゴミ箱に破棄されたキャラを、フィールドに登場させることができます。

 そして、この能力は行動済み状態でも使えることと、いつでも使えること(何かに対応して使用可能)の2点が非常に便利です。
 例えば、相手攻撃宣言⇒対応して能力を使用し、DFに【アルルゥ】を配置するとか、相手の攻撃を【由衣】で防御宣言後、能力を使用することで、バトルを中断させつつキャラを登場させるとか。

 使いこなすには少し慣れが必要ですが、それだけの働きをしてくれるカードでしょう。



アルルゥ
“日”EX1 (日) AF○X○ DF○X○
1/1/0 「エスケープ」(0)
「ヤーナマゥナ」:このキャラが参加したバトルの結果、このキャラがダウンするとき、対戦キャラを破棄する。


 相打ち強要ブロッカーその2。普通に防御しても倒せないDPの高いキャラや「ダッシュ」持ちのキャラにあわせて登場させましょう。
 しかし、「ステップ」などの回避手段もあるので、過信しすぎないように。



○デッキに入っていないカード解説

しゃお
“日”EX1 (日日星) AF○○○ DFXXX
3/1/1 「ダッシュ」
「突貫型猛進少女」(日):このキャラはターン終了時まで「アグレッシブ」を得る。


 AP3「ダッシュ」は強力ですが、結局のところEX1が全てを台無しにしています。
 手札を切ることでコストを発生させるリセでは、同名キャラを場に1体しか出せない制限のために、キャラを展開できない事故を起こすことは少なく、どうせならコストが軽い【葵】を複数枚採用することになります。
 【葵】【真琴】とともに「ダッシュ」キャラで固めるデッキも考慮しましたが、ほかのEX1キャラ【アルルゥ】か【皐月】を減らすか、EX1を増やして事故率が上がるのを許容するかだったので、断念しました。



神尾 観鈴
“日”EX2 (日星星) AF○○○ DF○○○
2/2/2 「エスケープ」(0)
「かんしゃく」:このキャラをバトル参加キャラに指定したとき、自分のデッキから1枚ドローする。


 ドローキャラその3。バトル参加を指定した瞬間に1ドロー。
 「エスケープ」も付いてるし、2/2/2も悪くは無い数値ですが、いかんせん登場3コストがきつい。
 うまく活用できそうなときのみ配置で、あとはEX2を生かしてコストにするので、それだったら他のキャラにしようということに。



修羅場モード
“日”EX1 (日)
AFキャラ1体にAP+3する。


雪合戦
“日”EX1 (日日)
バトル中に使用する。
バトルに参加している味方キャラのAPを、味方AFキャラ全てのAPの合計値にする。
対戦キャラのAPを、相手AFキャラ全てのAPの合計値にする。


 どちらも「ダッシュ」持ちのキャラに使用すると効果絶大なイベント。そうでなくとも、小粒な“日”属性のキャラが、DPの高いDFキャラを突破するためにも使用できます。

 しかし、うまく使えるタイミングが限られているため、そのときまで手札に持っておく必要がありますが、EX1のこれらのカードを握っているのは、ドローによっては、どうしても展開したいキャラのコストを払えないようなことがあり、おすすめできません。

 とはいえ、周囲の環境によっては、これらのカードがないとデッキ相性的に厳しい場合もありますので、2〜3枚投入するのもよいでしょう。



つっこみ
“日”EX1 (日)
相手キャラ1体にSP−2する。


 オフィシャルページに掲載されたQ&Aにより、SPの値はマイナスをとることになったため、相手がサポートした場合、何が何でも対象の能力値を2下げることができるようになりました。(SP1の相手に使うとSP−1になり、サポート対象の能力値を1下げることになる)
 このカードの奇襲効果は高く、かなりのアドバンテージを稼ぐことができると思いますが、やっぱり使用タイミングが限定されすぎるのが弱点です。
 


○プレイングにおいて注意すべき点

 まずはダメージを与えないと勝てませんので、アタッカーを展開しましょう。【葵】や【レミィ】【真琴】がおすすめです。
 その上で、相手からのダメージを減らすべく、ブロッカーを展開しましょう。このとき、相打ちを強要する形で展開していくのが基本です。
 また、簡単に相打ちの取れない相手には【梓】や【皐月】をぶつけることで止めましょう。つまり、【梓】や【皐月】を安易に出してしまわないようにする必要があります。

 あとは、どんなデッキでも一緒ですが、常にお互いの残りデッキ枚数を計算に入れながら戦うだけです。



 いかがでしたでしょうか?
 
 構成、使い方ともにシンプルなデッキですので、最初に作ってみるデッキとしておすすめです。
 工夫次第で、さまざまなアレンジバージョンを作ることも可能でしょうし、近日発売予定のバージョンアリスに収録されるカードで、また強化されることと思います。
 いろいろと試してみてください。



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